Bリーグチャンピオンシップは男子プロバスケットボールリーグの年間王者を決めるトーナメント方式の大会です。
B.LEAGUE CHAMPIONSHIP(Bリーグチャンピオンシップ)に進出できるチームは8チームでその8チームを決定する仕組みは以下のとおりです。
B1リーグには東地区、中地区、西地区の3つの地区があります。各地区に6チームが所属していますが、地区ごとに上位2チームがBリーグチャンピオンシップに進出します。
3つの地区があるため6チームが決まり、残りの2チームは各地区の上位2チームを除いた12チームの中から勝率の高い上位2チームがBリーグチャンピオンシップに進出します。
目次 Contents
Bリーグチャンピオンシップ2020(トーナメント戦の組み合わせ)は?
2020年3月27日にBリーグから、2019年から2020年シーズンの残りのリーグ戦とポストシーズンの全試合を中止すると発表があたため、チャンピオンシップ2020は開催されないことになりました。
各地区の上位2チームと各地区上位2チームを除いた3位以下の12チームの中から勝率の高い2チームの合計8チームでのトーナメント戦となりますが、2019年-2020年シーズンのトーナメント戦の組み合わせは以下のように決まっています。
自地区1位/三地区間1位 と ワイルドカード下位
自地区2位/三地区間1位 と 自地区2位/三地区間2位
自地区1位/三地区間3位 と 自地区2位/三地区間3位
自地区1位/三地区間2位 と ワイルドカード上位
このように組み合わせは決まっていますが、「自地区」「三地区間」「ワイルドカード」という点については以下のとおりです。
自地区はそのチームが所属している地区のことを指しており、東地区、中地区、西地区の1位を指しています。
さらに、地区ごとの1位のチームの中で勝率が高いチームを三地区間1位、2位、3位と順番に割り当てていきます。また、この3チームを「チャンピオンシップ出場順位」を1位から3位に割り当てます。
同じように地区ごとの2位チームを「自地区2位」と呼び、2位チームの中で勝率の高い順番に三地区間の順位を割り当てていきます。この3チームは「チャンピオンシップ出場順位」を4位から6位に割り当てます。
最後に「ワイルドカード」ですが、地区ごとの上位2チームを除いた12チームの中から勝率の高い2チームのことを「ワイルドカード」と呼び、その2チームの中で勝率の高いチームを上位(チャンピオンシップ出場順位7位)、勝率の低いチームを「下位(チャンピオンシップ出場順位8位)」として割り当てます。
チャンピオンシップのクオーターファイルナル(準々決勝)とセミファイナル(準決勝)は、チャンピオンシップ出場順位の上位チームのホームアリーナで実施します。
また、クオーターファイルナル(準々決勝)とセミファイナル(準決勝)は2試合実施します。
この2試合での勝敗が1勝1敗となった場合は、別日に3試合目を行い勝ったチームが次のラウンドに進みます。なお、3試合目の結果が同点であった場合は、1回5分の延長戦を実施します。5分終了時点で同点の場合は、さらに5分間の延長を実施して、勝敗が決定するまで実施ます。
ファイナル(決勝戦)については中立地で試合を実施し、試合も1試合のみです。試合終了時点で同点の場合は5分間の延長戦を実施します。5分終了時点で同点であった場合は、さらに5分間の延長戦を行い、勝敗が決定するまで5分間の延長戦を実施します。
なお、3位決定戦は実施されず準決勝で敗退した2チームが3位となります。
2019年-2020年シーズンのBリーグチャンピオンシップについて
2019年-2020年シーズンのBリーグチャンピオンシップですが、新型コロナウイルス感染症の影響で大会方式(フォーマット、レギュレーション)が変更となりました。
変更点は開催日程、大会方式です。(Bリーグチャンピオンシップに出場するチーム数は8チームで変更はありませんでした。)
開催日程ですが、クォーターファイルが2020年5月6日(祝水)または2020年5月7日(木)に変更(当初の予定は2020年4月23日(木)から2020年4月27日(月))
試合会場は、チャンピオンシップ出場順位が上位チームのホームアリーナ。(この点は当初の予定から変更なし。)
試合数は1試合に変更。勝利チームが準決勝に進出(当初の予定は2戦先勝)
次に、セミファイルですが2020年5月9日(土)に実施(当初の予定は2020年5月1日(金)から2020年5月5日(火))
試合会場は横浜アリーナに変更(当初のチャンピオンシップ出場順位が上位チームのホームアリーナ。)
試合数も1試合に変更。勝利チームが決勝に進出(当初の予定は2戦先勝)
最後にファイルですが、2020年5月11日(月)に変更。(当初の予定は2020年5月9日(日))
試合会場は横浜アリーナで当初の予定どおり。
試合数は1試合で当初の予定どおり。
このように変更になっています。
2019年-2020年シーズンのチャンピオンシップ進出予想チームは?
チャンピオンシップに出場する8チームがどのチームになりそうかを予想しています。
まず各地区の上位2チームですが、2020年3月12日時点での状況は以下のとおりです。
東地区
1位:宇都宮ブルックス 2位:アルバルク東京
中地区
1位:川崎ブレイブサンダース 2位:シーホース三河
西地区
1位:琉球ゴールデンキングス 2位:大阪エヴェッサ
残り試合があるので順位の変動はあるかと思いますが、勝利数などから中地区の1位の川崎ブレイブサンダースはほぼチャンピオンシップに進出できるかと思います。
川崎ブレイブサンダースは30勝9敗、中地区2位のシーホース三河が17勝22敗のため、残り試合は21試合ですが3位になる可能性はかなり低いと予想しているためです。
各地区2位がチャンピオンシップに進出しますが、残りの2チームがどこになるか?という点ですが、おそらく東地区3位と4位のチームが進出する可能性が高そうです。
2020年3月12日時点の東地区の3位は千葉ジェッツで勝率が.718となっており、さらに、東地区の4位であるサンロッカーズ渋谷の勝率は.667です。
中地区の3位が富山グラウジーズで勝率が.410、西地区の3位が滋賀レイクスターズで勝率が.538です。
そのため、どのチームになるかは分かりませんが、東地区の3位と4位がワイルドカードとしてチャンピオンシップに進出するのではないかと予想しています。
2020年開催のB1リーグチャンピオンシップのチケット販売はいつ頃か?
Bリーグチャンピオンシップのチケットがいつ発売されるのか?も気になるところではあります。2019年の千葉ジェッツの販売スケジュールを記載しておきます。
クォーターファイナルのチケット販売は、ブースタークラブ会員向けの先行販売があり、その後、一般販売がありました。
クォーターファイナルの日程が2019年4月27日、2019年4月28日で、ブースタークラブ会員向けの先行販売の日程は以下の通りです。
・ダイヤモンド、プラチナ会員 → 2019年4月17日午前11時から
・ゴールド会員 → 2019年4月18日午前11時から
・レッド会員 → 2019年4月19日午前11時から
・一般販売のチケット発売日 → 2019年4月19日午後5時からでした。
このように試合の日程の10日前からチケットが販売されました。
なお、2020年の場合ですが、2020年5月3日(日)がリーグ戦の最終戦になります。そのため、この日程以降でBリーグチャンピオンシップのクォーターファイルのチケット販売が開始されるかと思いますが、クォーターファイナルの日程は2020年5月6日または2020年5月7日となります。
例えば、2020年5月4日にブースタークラブ会員向けのチケット販売を開始して、一般販売を2020年5月5日に発売したとしても次の日、もしくは明後日に試合となりほとんど販売期間がありません。
ただし、2019年のセミファイナルのチケット販売について、試合が2019年5月4日と2019年5月5日でしたが、ブースタークラブ会員向けの販売開始が2020年4月30日の午前11時にダイヤモンド・プラチナ会員が、2020年4月30日の午後5時にゴールド会員が、2020年5月1日の午前11時にレッド会員が、一般販売が2020年5月1日の午後5時からとなっており、販売期間がない中でも発売されていました。
2020年のセミファイナルについては、試合日が2020年5月9日でクォーターファイルの試合日が2020年5月6日または2020年5月7日のため、2020年5月8日から販売になるのかなと思いますが、あまりにも日程がないです。
となると、セミファイルが開催されるよりも前の日程で発売されることも考えられます。
さらに、ファイナルのチケットについてですが、2019年のBリーグチャンピオンシップに出場したチームのファンクラブ会員向けの先行販売がありましたが、2020年はセミファイルからファイナルまでの日程が1日しかないために、2020年5月10日にファンクラブ会員向けの販売があるのかも気になるポイントです。
なお、2019年のチケット販売については以下のようになっていました。
2019年4月24日午後0時から先行一般販売で、2階と3階席の一部のチケットのみが販売されました。
その後、2019年5月8日午後0時からファンクラブ先行販売、2019年5月9日午後0時から一般販売というチケット販売スケジュールでした。
このように、2019年のチケット販売日程とは大きく変わることが予想されます。そのため、4月上旬からチャンピオンシップのチケットの情報が発表されていないかを確認しておく必要がありそうです。
なお、2019年はチャンピオンシップの公式サイトが作成されていたので、2020年もチャンピオンシップ用のページも作成されるかと思います。(2020年3月12日時点ではまだページはありませんでした)
以上が2020年に開催されるBリーグチャンピオンシップについてですが、2019年のBリーグのチャンピオンシップについても記載しておきます。
2018年-2019年のB1チャンピオンシップの結果は?
2019年に実施されたのB1チャンピオンシップの結果もまとめておきます。
チャンピオンシップに出場したチームは以下のとおりです。
千葉ジェッツ(自地区1位/三地区間1位)
富山グラウジーズ(ワイルドカード下位)
栃木ブルックス(自地区2位/三地区間1位)
川崎ブレイブサンダース(自地区2位/三地区間2位)
琉球ゴールデンキングス(自地区1位/三地区間3位)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(自地区2位/三地区間3位)
新潟アルビレックス(自地区1位/三地区間2位)
アルバルク東京(ワイルドカード上位)
クォーターファイナルの結果
千葉ジェッツ対富山グラウジーズ
1戦目 102-73
2戦目 96-85
千葉ジェッツがセミファイナルに進出
栃木ブルックス対川崎ブレイブサンダース
1戦目 87-57
2戦目 89-62
栃木ブルックスがセミファイナルに進出
琉球ゴールデンキングス対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
1戦目 53-69
2戦目 77-53
3戦目 67-43
琉球ゴールデンキングスがセミファイナルに進出
新潟アルビレックス対アルバルク東京
1戦目 72-78
2戦目 68-71
アルバルク東京がセミファイナルに進出
セミファイナルの結果
千葉ジェッツ対栃木ブルックス
1戦目 75-67
2戦目 88-83
千葉ジェッツがファイナルに進出
琉球ゴールデンキングス対アルバルク東京
1戦目 57-67
2戦目 62-56
3戦目 60-72
アルバルク東京がファイナルに進出
ファイナルの結果
千葉ジェッツ 67-71 アルバルク東京
アルバルク東京が優勝
2019年のチャンピオンシップはクォーターファイナルとセミファイナルは2戦先勝で実施され、試合会場もリーグ戦の上位チームのホームアリーナで開催されました。
最後に
2020年のBリーグチャンピオンシップですが、新型コロナウイルス感染症の影響で今後も変更がある可能性もあり、引き続き、情報の収集をしていきたいと思います。
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