Bリーグ(B.LEAGUE)の観戦チケットの公式リセールサービスが2020年から2021年シーズンから始まるとの発表が2020年8月30日に発表されました。
公式リセールはBリーグチケット内で利用できます。
また、公式リセールを利用する場合ですが、以下の点がポイントです。
・Bスマチケ(モバイルIDチケット)のみ
・サービス手数料がかかる
・PayPal(ペイパル)の登録が必要
Bスマチケ(モバイルIDチケット)のみ
リセールの対象となるのは「モバイルIDチケット(スマホ受取)」のみです。
スマホ受け取りとあるようにスマートフォンに「Bスマチケ」アプリをインストールしてモバイルIDチケットを受け取ります。
なお、チケットの受け取り方法は「モバイルIDチケット」と「紙チケット(eチケットpdf)」の2種類があります。
「紙チケット(eチケットpdf)」を選択した場合やBリーグチケット以外で購入した紙チケットは、公式リセールの対象外となるので注意してください。
サービス手数料がかかる
Bリーグの観戦チケットをいったん購入したが、急に用事ができて観戦に行けなくなった場合で、その試合のチケットを公式リセールに出したい(出品したい)場合に出品者(チケットを売りたい方)には手数料がかかります。
この手数料ですが、以下の2種類があります。
・システム利用料:1枚あたり110円
・リセール出品手数料:チケット取引金額の10%
このように2種類の手数料がかかりますが、2020-21シーズンに限っては「リセール出品手数料」が無料です。
(2020-21シーズンについては、キャンペーンとして「リセール出品手数料」が無料になるとのことです)
また、公式リセールに出品されているチケットを購入した購入者も同じように2種類の手数料がかかります。
・システム利用料:1枚あたり110円
・リセール購入手数料:チケット取引金額の9%
このように出品者と同じ手数料がかかりますが、購入者については「キャンペーン」は適用されず上記2種類の手数料がかかります。
手数料を含めてどのくらいの金額が返金されるのか?チケット代金に上乗せされるのかが気になったので調べてました。
公式リセールに3000円のチケットを出品した場合の手数料を含めたお金の流れは以下のとおりです。
出品者は、システム手数料が110円とチケットの取引金額の10%である300円が手数料としてかかるので
3000-110-300=2590円を受け取れます。
チケットの購入者はシステム手数料が110円とチケットの取引金額の9%である270円が手数料としてかかるので
3000+110+270=3380円を支払って、チケットを購入することになります。
なお、出品者については、2020-2021シーズンにかぎり、チケットの取引金額の10%の手数料がかからないので、3000-110=2890円を受け取れます。このように2020-21年シーズンは「リセール出品手数料」がかからない点に注意してください。
PayPal(ペイパル)の登録が必要
このように出品者はリセールに出品したチケットが購入されると返金がされますが、この返金される金額はPayPal(ペイパル)のアカウントに振り込まれます。
なお、PayPal(ペイパル)のアカウントですが初めてリセールを利用する場合に登録することもできます。
もし、あらかじめペイパルアカウントを取得しておきたいという場合は以下のURLから登録ができます。
上記画面を表示すると「アカウントの種類を選択してください。」と表示されているので、パーソナル(個人)アカウントを選択したうえで「新規登録に進む」ボタンを押します。
次の画面で、メールアドレス・携帯電話番号・国籍・姓・名・パスワードを登録してアカウントを作成します。
PayPal(ペイパル)のアカウントが作成できたら、自分のアカウントにログインします。
ログインしたら画面右上に「銀行口座を登録します」と表示されているので、そのリンクから銀行口座を登録します。
銀行口座の登録手順はペイパルのページにも記載があるのでリンクを載せておきます。
銀行口座の登録が完了すると、ペイパルアカウントに支払われた返金額を銀行口座に移動させることができます。
公式リセールにチケットを出品する際に、ペイパルアカウントも登録する必要があるため、あらかじめ取得しておいておくのも良いかと思います。
Bリーグチケットで購入したチケットを公式リセールに出品する手順
ここからはBリーグチケットのサイトから購入したチケットを公式リセールに出品する手順について記載しています。
まずは、Bリーグチケットのサイトにアクセスします。
アクセスしたらIDとPWでログインします。ログインしたら購入履歴の「チケット購入履歴を見る」をタップします。
再度、ログインID(メールアドレス)とパスワードを入力して「ログイン」します。
マイチケット画面が表示されるので、開催前に表示されている試合日程を選択します。
保有しているチケット(座席)が表示されるので「出品する」をタップします。
この次の画面で座席を選択する画面が表示されるので座席を選択します。
座席を選択した後に、リセールに出品するチケットの価格とオプションを設定します。
リセールに出品するチケットの金額は自分自身で決定します。なお、設定できる金額には制限があり、上限は「購入金額」で下限は「1000円」です。
チケットが売り切れている場合でも、購入金額よりも高い金額でリセールに出品はできないようになっていました。
また、出品するチケットをいつまで購入できるようにするのか?という設定や、複数枚チケットをリセールに出品した場合に1枚ずつでも購入可能とするのか?全ての枚数を一括購入のみ受け付ける場合に設定する「すべてのチケットをセットで販売」を選択するのか?という項目を選択できるようになっています。
リセール時のチケット料金とオプションの設定が完了したら、PayPal(ペイパル)アカウントの登録に必要な情報を登録します。
最後に、リセールに出品したチケットが購入された場合に返金される金額を確認して「出品する」ボタンを押して、リセールへの出品が完了となります。
出品されたチケットが購入されたら、マイチケット画面の「リセール完了」画面に表示されます。
最後に
Bリーグの観戦チケットについて公式リセールが2020年から2021年シーズンから開始されます。
Bリーグチケットサイトから購入した観戦チケットをリセールに出品します。
ただ、リセールに出品できるチケットはBスマチケ(モバイルIDチケット)のみです。そのため、紙でのチケットではリセールを利用できないので注意が必要です。
また、リセールを利用するための手数料、返金に必要なPayPal(ペイパル)アカウントの登録が必要となります。
このような注意点があるので購入する時点でチケットの種類なども確認したうえで試合のチケットを購入するようにしてください。
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