河村勇輝(かわむらゆうき)選手は東海大学バスケットボール部に在籍していますが2度目の特別指定選手登録で横浜ビー・コルセアーズへの加入が2020年12月19日に発表されました。
2020年12月26日の試合から出場が予定されており、入団会見は2020年12月22日の午後5時から予定されています。
河村勇輝(かわむらゆうき)選手と言えば、2020年1月に高校生でありながら特別指定選手契約でBリーグの三遠ネオフェニックス(さんえんねおふぇにっくす)への入団が決まり、2020年1月24日に入団会見を行い、2020年3月24日に特別指定選手契約が終了したと発表がありました。その後は、東海大学男子バスケットボール部のメンバーとして大会などに出場しています。
なお、2020年1月25日の対千葉ジェッツ戦から試合に出場して以下のような成績(スタッツ)を記録しました。
2020年1月25日 対千葉ジェッツ戦 22分の出場 8得点
2020年1月26日 対千葉ジェッツ戦 22分40秒の出場 21得点
2020年1月29日 対新潟アルビレックスBB 初のスタメン出場 29分59秒 24得点で両チーム最多タイの得点をあげる。なお、3Pは4本決める。
2020年2月1日 対宇都宮ブレックス 2試合続けてのスタメン出場 33分45秒 10得点
2020年2月2日 対宇都宮ブレックス 3試合続けてのスタメン出場 26分18秒 10得点
2020年2月8日 対滋賀レイクスターズ 4試合続けてのスタメン出場 18分53秒 11得点
2020年2月9日 対滋賀レイクスターズ 5試合続けてのスタメン出場 18分50秒 19得点
2020年2月15日 対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 6試合続けてのスタメン出場 13分10秒 9得点
2020年2月16日 対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 7試合続けてのスタメン出場 21分7秒 7得点 連敗を14でストップ。河村選手が加入してから9試合目で勝利。
2020年3月14日 対富山グラウジーズ 23分4秒 12得点
2020年3月15日 対富山グラウジーズ 14分41秒 8得点
また、この入団会見には三遠ネオフェニックスの鹿毛誠一郎ゼネラルマネージャー兼アシスタントコーチも同席しており、入団会見の中で明日(2020年1月25日)の千葉ジェッツ戦での起用について聞かれたところ、「出場時間は分からないけど、出場時間は与えます」という発言をしたそうです。(この発言内容はバスケットカウントの「三遠ネオフェニックス加入会見に臨んだ河村勇輝、明日の千葉ジェッツ戦でプロデビューへ「挑戦し続ける自信がある」」の記事に記載がありました)
また、河村勇輝選手ですが会見の中で「自信がなかったら挑戦はしない。その自信はB1でプレーが通用する自信ではなくて、どんな壁にぶつかっても挑戦し続ける自信です」と発言をしており、今回だけでなく今後も挑戦し続ける姿勢が伺える発言だと感じました。
目次 Contents
Bリーガーとしての河村勇輝選手の初試合は放送されるのか?
2020年1月25日の千葉ジェッツ戦での出場が見込まれる河村勇輝選手ですが、その試合のインターネット配信としては「バスケットLIVE」「DAZN」、衛星放送のスカパー!Bリーグセット、ケーブルテレビのJCOMチャンネルでの放送が予定されています。
さらに、2020年1月25日の試合についてはスポーツナビ(スポナビ)では無料のライブ配信がありました。
この中で月額を抑えて視聴したい場合は「バスケットLIVE(バスケットライブ)」がオススメです。
バスケットLIVEを視聴する場合ですが、「ソフトバンクスマートフォン」「ワイモバイルスマートフォン」を契約されている方は月額の追加料金を支払うことなく視聴ができます。
それ以外の方は「Yahoo!プレミアム(ヤフープレミアム)」に登録することで「ばすけっとらいぶ」を視聴することができます。利用料金は月額462円(税別)です。
天皇杯でも千葉ジェッツと対戦!
河村勇輝選手ですがプロとしての初対戦が千葉ジェッツになりますが、2019年11月30日には天皇杯の2次ラウンド1回戦で福岡第一高校の選手として千葉ジェッツと対戦しています。
その時は、73-109で千葉ジェッツに敗れています。
ただし、河村勇輝選手は21得点10アシスト6スティールとプロを相手にしても活躍していました。
また、千葉ジェッツの富樫勇樹選手と同じ名前ということで「ユウキ対決」とも言われていましたが、その「ユウキ対決」がまた見れるとは思いもしませんでした。
2019年11月30日の天皇杯での対戦の様子は以下のとおりです。
なお、河村勇輝選手ですが背番号は0番とのことです。
Bリーグの特別指定選手とは?
Bリーグの選手契約および登録に関する規程を確認すると「特別指定選手」とは「全日本大学バスケットボール連盟および全国高等学校体育連盟バスケットボール部所属選手ならびに、満22歳以下の選手を対象に、個人の能力に応じた環境を提供することを目的に特別指定選手として認定する」と記載されています。(第39条[特別指定選手の対象]を参照しています)
また、特別指定選手の対象としては「当該シーズン3月31日時点で満16歳以上(ただし中学校在学選手を除く)満22歳以下の選手として認定できる。なお、当該選手については、4月1日以降当該シーズン終了までは、特別指定選手の認定を外れることはないものとする。」と記載されている(第39条[特別指定選手の対象]を参照)ので、河村選手も2019年から2020年シーズンのシーズン終了までは特別指定選手の認定を外れることはないかと思います。
なお、特別指定選手ですが、シーズン中に2名まで登録することができ、当該選手が全日本大学バスケットボール連盟または全国高等学校連盟バスケットボール部に選手登録している場合も、所属チームへの登録のままBリーグの公式戦に出場することができます。(第41条[特別指定選手の登録人数]を参照)
河村選手は進学するのか?
河村選手ですが4月から大学生になりますが東海大学に進学予定とのことです。
ご両親が学校の教師ということもあり、教員免許の取得も考えているそうです。学校の先生となりバスケット部の監督というご自身の道を、セカンドキャリアのことも考えての教員免許取得を考えているようです。
→2020年2月11日に追記、スポーツナビのアプリ限定の記事である「河村勇輝「365日ずっとNBAを見ていた」高校生Bリーガー”魅せるプレー”の原点」という記事で、教員免許の取得は考えていますか?という質問で「取る気はないです」と回答していたので、2020年2月11日時点では教員免許の取得は考えていないようです。
さらに、この記事では「大学で学びたいものはなんですか?」という質問に対して、「陸川章先生(東海大ヘッドコーチ)の教えを学びたい気持ちはあります。」と回答しているところを見ると、このままBリーガーになるのではなく、2020年4月からは大学でバスケを続けるのではないかとも思っています。
河村選手のプロフィール
生年月日:2001年5月2日
出身地:山口県
中学校:柳井中学校
高校:福岡第一高校(2020年3月卒業見込)
2020年1月24日時点ですが、三遠フェニックスの選手一覧に河村勇輝選手も記載されていましたが写真は掲載されていませんでした。
2020年1月25日の対千葉ジェッツ戦で第1クォーターの途中から出場しました。この出場によりBリーグの最年少出場記録を更新しました。(18歳8か月23日に更新)
さらに、B1リーグ最年少得点記録も更新しました。
高校時代の成績
2019年 ウィンターカップ優勝
2019年 インターハイ優勝
2018年 ウインターカップ優勝
2018年 U18日本代表
2017年 U16日本代表
以下の内容はバスケットボールキングの2019年3月のインタビュー記事「【連載】2019年注目選手に迫る vol.1-2 5分でわかる河村勇輝 30問30答チャレンジ!」を参考にしています。
練習中のこだわりは膝に手をつかないこと。
河村選手ですが、福岡第一高校に通っていますが、進学コースに在籍しています。
他のメンバーはアスリート特進クラス(スポーツクラス)だそうです。
ご両親が教師ということもあり、昔から勉強もやらされていたとのことです。
バスケを始めたのは小学校2年生からで地元のミニバスケットチームに入ってからとのことです。
履いているバッシュ(バスケットシューズ)ですが、アシックスで、中学校から履き続けているとのことです。
また、白を基調としたデザインのローカットのタイプを履いているそうです。
さらに、2020年2月17日から実施されたバスケットボールU22男子日本代表スプリングキャンプの参加メンバー24名に選ばれています。(第31回ユニバーシアード大会に出場する男子日本代表の強化を目的としています)
最後に
Bリーグに特別指定選手として入団することに驚いたのと、そのデビュー戦が2019年の天皇杯でも対戦した千葉ジェッツになるとは二重の驚きでした。
試合結果や出場時間など、今後も継続して記載したいと思います。
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