千葉ジェッツ

Bリーグのマネージメントカップ2019の内容とは?千葉ジェッツは総合1位を獲得!

Bリーグのマネージメントカップ2019の内容とは?千葉ジェッツは総合1位だがの成績

千葉ジェッツふなばしがデロイトトーマツコンサルティングが発表したBリーグのマネジメントカップで2年連続1位にランキングされたと発表されました。

このニュースからBリーグのマネジメントカップとは?どんな内容なのか?ランキングはどうなっているかなどを調べてみました。

目次 Contents

Bリーグのマネジメントカップとは?

Bリーグのマネジメントカップですが、コンサルティング会社のデトロイトトーマツコンサルティングが2018年から格付けを始めたBリーグの経営情報をもとにしたランキングで、指標として以下の4つの点で評価しています。

・マーケティング
・経営効率
・経営戦略
・財務状況

これらの4分野の合計11項目を点数化して、その合計点でランキングをしたものになります。

2020年2月26日に発表した内容の詳細は「Bリーグマネジメントカップ2019」のページで確認できます。

このサイトから詳細を確認しました。

4分野ごとの詳細は以下のとおりです。





マーケティング
平均入場者数
アリーナ集客率
客単価

アリーナ集客率は入場者/アリーナキャパシティで算出しているそうです。

さらに、アリーナキャパシティは、固定席+仮設設置可能数で計算しているそうです。

なお、体育館を利用しており、常設の座席にプラスしてコートサイドに仮設の座席を設置しているが公表されていないとのこと。

そのため、固定席+仮設席でアリーナキャパシティを計算しているとのこと。

また、仮設席の席数については仮設席が設置できる面積を計算して、1席あたりの仮設席の面積で割って計算しているとのことでした。

経営効率
1勝あたりチーム人件費
1勝あたり入場料収入

経営戦略
売上高・チーム人件費率
SNSフォロワー数
グッズ関連利益額

財務状況
売上高
売上高成長率(B1のみ)
自己資本比率

このような項目で各チームごとの得点を算出しています。

数値が一番高かったチームに18点、次に高いチームに17点・・・というように数値の良いチームから順に得点を付与していきます。

各項目の数値を合計して、その合計点で最終的なランキングを決定しています。

2019年の結果は以下のとおりです。

1位:千葉ジェッツふなばし  165point
2位:栃木ブレックス     155point
3位:琉球ゴールデンキングス 149point
4位:シーホース三河     123point
5位:レバンガ北海道     123point
6位:秋田ノーザンハピネッツ 118point
7位:アルバルク東京     108point
8位:大阪エヴェッサ     108point
9位:新潟アルビレックスBB  100point
10位:横浜ビー・コルセアーズ 98point
11位:川崎ブレイブサンダース 95point
12位:富山グラウジーズ    94point
13位:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 93point
14位:サンロッカーズ渋谷   85point
15位:滋賀レイクスターズ   83point
16位:三遠ネオフェニックス  68point
17位:京都ハンナリーズ    58point
18位:ライジングゼファー福岡 58point

千葉ジェッツは2年連続で1位となりましたが、2018年と2019年の結果を比較すると以下のようになります。

各項目ごとに左側の数値が2018年、右側の数値が2019年を表しています。





平均入場者数      5196人   5405人
アリーナ集客率     83.1%   84.5%
客単価         3164円   3102円
1勝あたりチーム人件費  10.1百万円 11.2百万円
1勝あたり入場料収入   7.4百万円  8.0百万円
売上高・チーム人件費率 32.7%   33.1%
SNSフォロワー数     229254人  250457人
グッズ関連利益額    74.7百万円 82.7百万円
売上高         1427百万円 1762百万円
売上高成長率      53.7%   23.4%
自己資本比率      37.9%   33.3%

2018年と2019年を比較すると、平均入場者数は増えており、アリーナ集客率も良くなっています。

売上高も増えていますが、客単価は減少していました。

なお、2018年の数字は「Bリーグマネジメントカップ2018」の内容から引用しています。

平均入場者数について

河村勇輝選手が三遠ネオフェニックスに加入しましたが、それによる入場者数がどう変わったのかも調べてみました。

2018年ー2019年シーズンの三遠ネオフェニックスの平均入場者数が「2417」人でした。

河村勇輝選手が三遠ネオフェニックスに加入した2020年1月25日以降の試合(ホームゲーム)の入場者数を見ると以下のとおりです。

2020年1月25日 3036人
2020年1月26日 3846人
2020年2月1日 4649人
2020年2月2日 4722人
2020年2月15日 3458人
2020年2月16日 4408人

このような入場者となっており、平均すると「4020」人で、2018年-2019年シーズンの約1.6倍となっていました。
これだけ観客を呼び込めることが期待の大きさを表しているかと思います。すごい!!

マネージメントカップにはJリーグ版もある!

ここまではBリーグのマネージメントカップの内容を記載しましたが、実はデロイトトーマツが発行しているマネージメントカップにはJリーグ版もあります。

Jリーグ版のマネージメントカップは2019年9月にリリースされた、Jリーグマネージメントカップ2018が最新版になっています。

バスケットボールとサッカーと競技は違うため、一概に比較することはできませんが、Jリーグの1位となっているチームとBリーグの1位である千葉ジェッツとはどのくらいの違いがあるのか?が気になったので各項目ごとに比較をしてみました。

そもそも比較ができるのか?と思いましたが、調査している項目は同じであったので以下のようにまとめています。

なお、Jリーグのマネージメントカップ2018で1位のチームは川崎フロンターレでした。そのため、2018年の川崎フロンターレの数値と2019年の千葉ジェッツの数値を比較しています。

左側の数値が川崎フロンターレで右側の数値が千葉ジェッツです。

全てが同じ項目で評価されているわけではなかったので、ほぼ同じ項目で集計されていたので比較しています。

平均入場者数      23218人   5405人
アリーナ集客率     84.4%   84.5%
客単価         4672円   3102円
1勝あたりチーム人件費  37.9百万円 11.2百万円
(勝ち点1あたりチーム人件費)
1勝あたり入場料収入   14.1百万円  8.0百万円
(勝ち点1あたり入場料収入)
売上高・チーム人件費率 43.0%   33.1%
SNSフォロワー数     516204人  250457人
グッズ関連利益額    293百万円 82.7百万円
売上高         6074百万円 1762百万円
売上高成長率      18.6%   23.4%
自己資本比率      54.4%   33.3%





個人的には客単価に興味を持ちました。

調べてみると、B1リーグの平均客単価は2568円で、J1リーグは3687円です。

B1リーグの平均客単価の内訳は、チケット単価が2058円で物販単価が510円です。
J1リーグの平均客単価の内訳は、チケット単価が2419円で物販単価が1268円です。

B1リーグの物販単価が510円ということですが、軽食と飲み物ぐらいの金額かなという印象です。

それを考えると、客単価を上げる余地がまだまだありそうかなという印象です。

また、別の見方をするとバスケットボール観戦のほうがサッカー観戦よりも金額がかからないので行きやすい!?のではないかとも感じつつ、新しく観戦する方を増やすこともサッカーよりもできるのかなと思いました。

Jリーグの数値は「Jリーグマネジメントカップ2018」の結果を参照しています。

最後に

Bリーグのマネージメントカップ2019の内容を調べてみましたが、各チームの状況などが分かる内容でした。

Bリーグだけでなく、Jリーグでもマネジメントカップを実施していたのでその結果も参考にしています。

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